高く飛ぶには
本日は修了研究でもある生物の身体構造を参考にした建築構造を少々進めていました。
生物から学び、製品などのデザインに活かされるような分野をバイオミメティクスデザインと呼びます。それの建築版です。
後日卒業設計でもあった『butterfly effect -音楽にかたちづくられた建築』をご紹介しようと思いますが、専ら私の『趣味や興味』を、デザインという『結びつけと解釈の文化』で建築に昇華しようというのが研究の根底、背景にあります。
昔から昆虫や生物、自然が大好きで、そこから建築へとアプローチしようといった魂胆です。
生物の身体は現時代での完成形の構造体(人間はちょうど水風船のような、膜構造ですね笑)を持っていて、しかも成長しても成り立つ構造体ということで、成長しない建築に何か影響を与えられるかな?と考えています。
研究の話から変わって、題名である『高く飛ぶには』の話をしようと思います。
建築家としての独立を目指し、それを公言しているなかで時々漠然とした恐怖感に襲われます。それは0から仕事やお金を生み出すこと、自分という人間一人を生活させることが恐怖心の根底にあります。うまくいくようになんとかするしかありませんが、それでも運によりけりなところが多分にあるので不安感は拭えません。笑
そんな時に必ず聞く曲で『高く飛びたいのなら、一度低くしゃがめよ』という歌詞があり、励まされています。
悪い時勢に今自分はしゃがんでいるだけだ!といつも言い聞かせるのはダメだと思います。が、今は良い時勢も含めてしゃがみこもうとしているのは事実だと捉え頑張っていこうと思います。
かわぐち
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